神聖大イスカイア帝国の独立行政機関。帝国内では単に『国務聖省』と呼ばれることが多い。 『Authority of Religious and Magical sacred』――通称【A.R.M.S】とも。 帝国内組織でありながらも独自領地を持ち、そこに本拠を置いている。

1.組織概要

教皇庁国務聖省内は『聖務局』『教務局』『特務局』の三つに分かれており、各局が帝国内で有効な独自裁量権を有している。  さらにこの三局が複数の関係機関、下部組織を持っている。

【聖務局】  国務聖省の中核であり、儀式や祭儀の計画・運営、公式行事の準備、教皇の保護と安全確保などを担当する。  また、帝国内にある宝物、歴史建造物、遺跡、遺産などの管理も職務の一環として行っている。

【教務局】  教義や教会法の解釈、制定、典礼の遵守、監督、司祭養成や教育指導、宗教教育の推進などを担当する。  教会内部の組織や規律を維持し、国民は元より、信徒の宗教生活の支援を主とし、外交使節の派遣や大使館の設置も行う。

【特務局】  国内で発生した事案に対し、安全保障、秩序維持、異常事態への介入、対応を担当する。  また帝国特殊部隊としての能力を有し、聖務局と教務局の協力あるいは要請を元に活動を行う。

2.「国務聖省」の成り立ち

教皇庁は神聖大イスカイア帝国が成立すると共に立ち上げられ、宗教的な秩序と信仰の保護を担い、最初期の帝国の要となった。  その後、同庁が国家安定と発展に欠かせないという立場が強まり、教皇庁内に行政機能の統括部署として『国務局』が設けられた。  これにより行政としての主体的実権を獲得し、権威が盤石のものとなる。その後、帝国儀典局や安全保障局といった機関との併合を繰り返し、影響力を脈々と拡大させていく。そして綿密かつ広範囲、長期に渡る根回しの末——国務局成立から三十年後、帝国議会による承認を経て「帝国内の独自裁量権」を獲得、さらに実権を拡大。帝国内に独自領地を得ると、国務局は本拠を移して組織を再編。  こうして教皇庁管轄でありながら独立した組織——『国務聖省』が誕生した。  …尤も、組織自体が盤石であっても、内部は日夜主導権を巡る権謀術数入り乱れる蟲毒の壺と化しているのが現状。特に『聖務局』と『教務局』の間には不可視の溝があり、終わりの見えない政争が繰り広げられている。さらに本拠が国内でありながら、実質別国扱いとなる独自領地に本拠があるため、独立したとは言えど帝国からは半ば頭を押さえられている状態とも言える。  現在は如何なる理由か【聖遺物】やそれに関わる人物、遺跡などを確保、奪取を図っている。

3.国務聖省 主要人物

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4.国務聖省 主要組織

【ヴァル・カモニカ教会】  国務聖省 聖務局付の宗教団体。その歴史は古く、国務聖省の前身である国務局時代より存在している。  聖務局長でもある大司教カリャハ・コンスタンティノスによって統括される。

【燈火会】  国務聖省 教務局付の修道会。前身となったのはヒメカ=アキツシア シャンロン城塞に本拠を置いていた炎武帝教会。  総長は「”燈火を継ぐもの”ラザロ」。教務局専属の実行部隊として【聖遺物】の回収を行っている。